大雪渓、お花畑、生ビール 白馬岳1日目

猿倉荘までバスが入れるようになりだいぶ体力がセーブできる。7時過ぎ、猿倉荘に着いた。準備を整え、7時30分登山開始。

白馬尻までは、比較的なだらかで足慣らしにはちょうど良い。ただ陽当たり良好で、すでにかなり暑い。1時間ほどで、白馬尻に到着した。

小屋は撤去されているが、トイレがあるのは助かる。大雪渓の下は雪解けが進んでいてもう少し登らないと雪渓に入れない。

白馬尻を出て、すぐにキヌガサソウの花が咲いていた。10分ほど登ると、大雪渓に入れるところまできた。

ここから、大雪渓を登る。雪はしまっていて登りやすい。

ベンガラ[酸化鉄を主成分とする天然顔料]がしっかり敷いてあり道迷いはない。

途中、大雪渓の中にある岩の島で休憩。

この先の大雪渓の上部には大きなクラックが走っており、杓子岳からはガラガラと岩が落ちてきているのがわかる危険地帯となっており、夏道を行く。登山道はお花畑となっていていて、疲れた体と心?を癒してくれる。大雪渓を登り切り、アイゼンを外す。ここからはひたすら岩場の急坂を上ることになる。

後続者に遅れるメンバーが発生したため、最後尾があがってくるのを待つ。初めてアイゼンを着けるメンバーが数名おり途中アイゼンが壊れたり、装着具合が悪いなどアクシデントがつづくが、他メンバーの協力で、全員大雪渓を登りきった。[こんな場合を想定して、ザイルを持ってきたのは正解だったみたい]

◆途中のお花紹介

大雪渓のトラバース道はかなり雪解けが進んでいた。トラバース道の少し下は岩肌が出ており、そこを通って横切れる。

13:30 岩室[避難小屋]に出る。岩室はしまっていた。ここで若手ヘルパーの到着を待つ。横を流れる沢の水が冷たく気持ちいい。飲むのは、ちょっと?

まもなくすると白馬のお花畑になる。ここでゆっくり体力回復と撮影タイム。

お花畑の花々を紹介します。

村営頂上宿舎が見えていきた。もう少しの辛抱だ。

14時45分、頂上宿舎で最後の休憩をとる。すぐ下の水場あるが飲用適か不明?

ここから尾根に出て、白馬山荘に向かう。ダイモンジソウ、ウルップソウ、コマクサ、・・・・いろいろな花が登山道の両脇に咲いている。

15時30分本日の目的地[白馬山荘]に到着した。16時過ぎ、最後尾のメンバー到着。

みんなが到着して、間もなく雨となった。なんてラッキーなんだろう。

夕食までの間、ご褒美の生ビールを頂く。みんな疲れも忘れ笑顔です。初日お疲れさまでした。

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

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