御座石鉱泉から鳳凰小屋に泊まり鳳凰三山縦走

地元山岳部8名で8月21、22と小屋泊りで鳳凰三山に行ってきた。初日は鳳凰小屋まで特筆見るべきところはなく地味な山行。2日目は、三山縦走中は、なんとか晴れ間もあり、楽しめた山行だった。

6:55 御座石鉱泉トイレ横から登山開始。いきなり急な坂だ。7:50 林道のある鞍部につく。

ここから燕頭山[ツバクロ]への登りとなる。急坂が続くが、道は歩きやすい。途中、韮崎の町が見える。相変わらず、雲が多く遠望は望めない。連れが徐々に遅れだし、しばらく待ち燕頭山を目指す。

11:00 燕頭山山頂に到着。山頂部は穏やかでフラットな山容をしていた。先行組はすでに食事が終わるところ。遅ればせながら軽く食事して続く。ここからは、比較的緩やかな登りで、途中フラットな道が続く。鳳凰小屋まで20分の標識あるところで最後のおにぎりをほおばる。

ここから少し上ると、小屋まではほぼ下りとなる。途中に富士見岩があったが、今日は何も見えない。富士不見岩だった。ほどなく、本日の最終目的地の鳳凰小屋に到着した[13:20]。受付して小屋に入ろうとすると雨が降り出した。家内はまだ歩いている最中だが、それほど離れていないので、問題はなさそう。ほどなく、到着した。そのあと、土砂降りとなる。早めのスタートが功を奏した。

小屋はだいぶ年季が入っているが味のある小屋であった。雨が強くなり照明のない室内は暗い。

荷物を整理し暗い食堂で缶ビールの乾杯! 簡易のランタンでいい感じ?!

17:30小屋自慢のカレーライスが夕食だ。肉はない野菜・ジャガイモのさっぱりカレー。もたれなくてよい。疲れ切った体には優しいカレーライス。お代わりは自由だ。

18時過ぎ、床に入ると眠気がさして寝入ってしまった。目が覚めると時刻は22時過ぎ、ウィスキーを飲むのを忘れた。

夜中、外に出ると星がきれいだ、予報通り朝の天気はよさそうだ。3時前に起床し、4時前から地蔵岳を目指し動きだした。のっけから急坂だ。森林帯を抜けると砂地の急傾斜となる。ちょうど日が差し始め、目指すオベリスクが姿を現した。振り返れば、観音岳とその左横に富士山が顔を出した。太陽は地蔵岳に遮られ見えない。地蔵岳を急ぎ登り、昇り始めた日の出を見ることができた。八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳も近くに見える。

地蔵岳、アカヌキザワの頭、観音岳までは晴れ間もあり素晴らしい景色が続く。右手には白根三山の3000mの稜線が見える。小屋の情報通り8時半ころから雲に覆われ周囲の景色は閉ざされてしまった。

薬師岳からいったん薬師岳小屋を往復、小屋は建て替えられきれいになっていた。その後青木鉱泉まで地味で長い中道コースを下山した。本当につらい下山だった・・・・・

下山後、青木鉱泉で汗を流した。温泉だけでここを訪れる人は少ないだろうな。さて登山後のご褒美は、コーラ、ほうとう、馬刺し そして生ビール!(運転手の方、ありがとうございました<m(__)m>)

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

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