久しぶりの戸隠山はきつかった!

9月25日、久しぶりの晴、雨続きで3週間ぶりの登山で『戸隠山』に行ってきた。

7時過ぎ、奥社入口前の駐車場に到着。7時半スタート。ここから奥社までの約2kmは足慣らしにちょうどいい^^) 随神門を抜けると大きな杉並木になる。樹齢数百年の大木は見事だ。

奥社で安全祈願の参拝後、いよいよ登山開始。

いきなりの急坂。まだ、紅葉は始まったところで緑が多い。少し上ると戸隠山の岩峰が見えてきた。

最初のポイントは、五十軒長屋、そして百間長屋、その先の西窟に洞穴がある。以前TV番組でそこに上っていたのを見て、一度登ってみたかった。Sちゃんが先行して登った。ほぼ垂直に10メートル登れば洞穴に着く。古の昔、修験者でここで座禅を組んでいたのかと感慨深く、雄大な景色を楽しんだ。

ここから、いよいよ本格的な岩登りとなる。いくつかは記憶に残っていたのだが、おおかた忘れてしまったようだ。こんなに鎖場があったっけ??? 

胸突岩を登りきると、本日の大イベントである『蟻の塔渡』、危険はあるが這って歩けば落ちるようなことはない?!多分。なかなかのアクラクションであった。ここを渡り切ると頂上は近い。西岳もなかなかの佇まいである。

10時40分 八方睨(はっぽうにらみ)に着いた。ここで一休み、前半戦でなんか体力の八割を使い果たした感じである。ここは眺めも良く、北アルプスや高妻山もよく見える好展望の場所だ。ここから西岳への尾根道が続いているが上級者向けのコースで、見るからに厳しそうな危なそうなルートである。

 戸隠山の山頂へは少し上り下りを繰り返す。山頂は実に地味である。ここからの尾根道が上り下りの繰り返しで長い。右側が大きく切れ落ちているので、景色は良いのだが気が抜けない。途中の九頭龍山で休タイム。前半の体力消耗でここの尾根歩きはつらかった。

13時半、避難小屋に到着、ここから下山道に入る。

昨日までの雨で沢の水量が多くなっておりと渡渉時は要注意だ。途中『氷清水』で湧き水を頂いたが、冷たくておいしかった。滝を2つばかり下りるとなだらかな道となるが水量は相変わらず多く、一部道が流され迂回路が出来ていたり、土砂で橋が流されていたりした。

15時過ぎ、キャンプ場に着いた。上で会った登山者に聞いていたキャンプ場入り口のそば屋『岳』に立ち寄ったが、あいにく15時までいうことで残念ながら食せず。

キャンプ場から側道を30分ほど歩き、16時駐車場に戻った。今日は本当に良い天気の中の登山だった。心と体を修練させていただきました^^)

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

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