恒例の秋の東北シリーズ、今年は残念ながら部員の都合がつかず連れとの二人旅となった。
15日は、移動と山登りで時間がタイトの為、朝4時半出発。7時50分グランデコの第一駐車場に着いた。ここからロープウェイで標高を稼ぐ。ロープウェイ終点駅に展望台あり磐梯山の眺望を楽しんでから9時登山開始した。






スタートはゲレンデの中を進む。両サイドの紅葉が色鮮やかだ。ボリュームはないが色合いは素晴らしい。ゲレンデを登りきるといよいよ本格的な登山道となる。







この登山道が本当にやばかった。どろどろの山道でかなりの悪路である。。景色は林の中でほぼない。ひたすら、足元を見ながらの登山となる。









西大巓の山頂手前でやっと山の景色が開けた。連れはこの道ではだいぶ遅れるだろう。とりあえず西大巓で待つことにした。10時50分、西大巓(にしだいてん)に到着、軽くエネルギーチャージして30分ほど待つと、連れが到着した。大分苦戦したようだ。もうこの道はコリゴリということで、連れはここから下山する事に。








西大巓からはひとり山頂を目指すことになった。帰りのゴンドラの最終便が15時半の為、ゆっくりはしていられない。西吾妻小屋はパス、天狗岩の祠(吾妻神社)でお参り、ここは蓼科山の頂上のような風景で多くの登山客が休んでいた。ここから西吾妻山に向かう、西吾妻山の山頂は何もない、景色はなく、とりあえず山頂に来たということか。帰りがけ西吾妻小屋に立ち寄った。小屋は目下改装中であった。来年はきれいになって登山客を迎え入れているだろう。



















13時頃には西大巓に戻る予定だったのでもはや休んでいる暇がない。急ぎ下山開始した。予定通り13時に到着した。すでに連れは下山開始していた。この道では、下山とはいえなかなかスピードは出せない。スタートはいきなりの急坂を降りる。いかにも滑りそうな坂を注意して下りたつもりだったが、すべってしまい、右足の脛を思い切り岩に当ててしまった。みるみる腫れてきた。痛いが骨折ではなく打撲だろう。我慢して下山を続けた。14時20分、ゴンドラ駅に到着した。連れは30分前に下山していた。そのままゴンドラに乗りこみ下山した。当初の計画より1時間ほど早い下山になった。














宿泊は、白布温泉に宿をとった。細長い風呂で体の温まるほんのり硫黄かおる良い風呂だった。打撲した足もその温泉効果か、翌日には腫れがだいぶ引いていた。