今年は、かなり早めのツクモグサ in 横岳

5月21日、例年ならあと1~3週後となる『ツクモグサ』がすでに開花したというので、八ヶ岳・横岳に行ってきた。

地元山岳部員ほか 総勢7名の参加。6時30分杣添尾根の登山口に着いた。

昨年6月に訪れた時には、路上駐車がかなり多かったが今年はまだ少なく、途中ミツバツツジもちょうどきれいに咲いていた。

7時前登山開始、スタート後30分は、別荘内の登山道を行く、河原を越えると本格的な登山道に入る。

ちょうどこの日はウルトラマラソン100kmの最中で、ここが給水地点となっていて、何百人かのランナーに遭遇。いやー すごい人、お疲れ様です^^)

コースは登山道とは違うので良かったよ。

しかし簡易トイレはランナーで満員状態。ここはパスして登山開始。

川を渡ると本格登山道となる。ほぼ登り一辺倒の登山道を行く。

そこそこの急斜面となだらかな山道を繰り返しながら標高を上げていく。

事前の情報では、標高2500m付近はまだ積雪が多く残っている様子。

踏み抜きを想定しスパッツを着用したのだが、今日はかなり暑く、靴の周りに熱気がたまっている。

9時半過ぎ、ハイマツ帯を切り開いたところの展望台に着いた。

空は晴れ、いい塩梅の雲もかかり、いい天気である。

奥秩父の山々、富士山、南アルプスの山々、眼前に主峰赤岳と横岳三峰(三又峰・無名峰・奥の院)がよく見える。

しばらく、景色を見ながらの休憩&エネルギーチャージ。

ここからは、あと1時間ほどで三又峰分岐だろうか。いつもながらここから見上げるとかなりの急斜面に見える。

今日はXYLの体調が悪く、後に付きながら登る。寝不足で高山病の症状が出たようだ。

Tさんも、2500m超えて調子が悪くなった様子。多分いつもの高山病の症状と思われる。

症状がきついようだが登ってきている。

11時前、分岐まで上がってきた。体調不良の両名は、ここで一休みしてもらった。

ここからが本日の目的の『ツクモグサ花散策』

北面の岩場周辺を見回しながら、奥の院を目指す。

三又峰を下った鞍部のところに一輪のツクモグサを見つけた。きれいに開花していた。

その先の無名峰の山頂下にも何輪かのツクモグサが咲いていた。

奥の院への道の途中には、紫色のオヤマノエンドウ、黄色の小ぶりの花(ミヤマダイコンソウ?)。

チョウノスケ草はまだ咲いていなかった。ハクサンシャクナゲもまだ先の様である。

奥の院から三又峰へ戻りはじめると、不調の二人が登ってきた。少しは回復したようだ。

三又峰に戻り、昼食タイム。

帰りは、赤岳方面に少し足をのばし石尊峰の先の ツクモグサの群生を見てきた。

ここから引き返し、12時50分分岐を下山開始。

先発の4名は12時30分すでに下山始めており、はるか下の方を歩いていた。

13時、展望台に到着、赤岳を見納めここから雪道に入る。

上りと違い、滑りやすいので少し神経を使う。

雪は柔らかいので、カカトを刺しながら下る。

2300m付近になると雪が少なくなる。

ここからは、ひたすら下りるだけで精神的に結構つらいものだ。

15時 朝、給水所のあったところまで戻ってきた。

すでに、給水所は撤去されていた。・・・・そりゃそうである^^)

15時30分、別荘下の登山口に戻ってきた。

ほぼ予定通りの下山。みなさんお疲れ様でした。

体調不良の二人も登山口に着いた頃にはすっかり元気になっていた。

今日はご褒美にCVSで一番高そうなアイスを食べることにしよう!

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

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