紅葉登山の予定がすっかり雪山登山!

初日は、移動のみということで、9時30分過ぎに出発。途中、安達太良SAで、昼食。

西根ICで下車し、給油と食料調達。ここで寄ったJAのお店は広く、きれいだった。

宿泊は、秘湯 松川温泉[峡雲荘] 乳白色の単純硫黄泉で体が良く温まった。掃除も行き届いており、気持ちの良い温泉であった。

10月21日今日は岩手山登山。でも天気は寒気の影響で、曇りのち雪。雨よりはだいぶ良いだろうということで予定通り、岩手山を目指す。

5時 宿を出発、焼走り登山口の駐車場で朝食とり、5:45登山開始(565m)。

スタートは緩やかな登り、焼走り溶岩流の横の登山道を行く。紅葉が見ごろ。

徐々に高度を上げ、7時20分 第二噴出口跡に着く。

続いて、第一噴出口跡(1200m)に。眼下の見晴らしが良い。

ここから、まっすくに伸びた細かい砂の道[歩きづらく体力使う]をひたすら登ると、ツルハシの分岐に着く。上坊コースからの道と合流するところだ。

ここから平笠不動避難小屋(1775m)を目指す。

このあたりから、だいぶ雪が積もっている。風も吹いてきた。

9時40分に避難小屋到着、後続の女性陣2人を待つ。

待っていると、山頂登り終え下りてきた盛岡第一高校生の一団が入ってきた。聞くと風が強いらしい。

高校生が出ていくのと入れ違いに、後続組2人が到着。外の風が強くなったので、ここで食事をとることに。今日は、登頂は無理かとあきらめていたが、少し風がやんできたので、男性陣2名で、山頂を目指すことに。

登山道の雪は大分厚く積もってきていたし、高校生の足跡も雪でかき消されていた。

11:10 分岐の火口壁まで来ると、強風と雪に見舞われた。5分ほど歩くとついに岩手山の山頂に到着した。写真を撮り、トンボ返り。下りは下から吹き上げる雪が顔に当たり、痛い!

12:00避難小屋に到着。デポした荷物を入れて下山開始。14時過ぎ、無事登山口に下山した。

ちょうど、女性陣も下山したところで、浅間の鬼の押出のような溶岩台地を見学していた。

帰りは、時間もあるので八幡平に行けそうということで、樹海ラインに入ろうとしたが全面交通止め[たぶん、積雪か路面凍結で止めたのではないかと]途中の紅葉が見ごろだった。

致し方なく、買い忘れた岩手山のバッチを買いに、観光協会のビジターセンターに寄ってきた。

10月22日(日曜) 今日は、旅館の朝飯を食べてから登ることにした。品数多く豪勢である。

8時過ぎ、宿からの登山スタートだ。地熱発電所を横切り、登山道に入る。いきなり、急な階段と雪道。この先が心配だ。

結構、階段が続く。下りは嫌な感じである。急坂が終わるとしばらく比較的平坦な道が続く。

これが厄介で、雪と雨でぐちゃぐちゃな道が続く。さらに進むと、だいぶ雪が多くなり、今度は両側の笹が雪で内側に垂れてきて道幅がせまくなる。

小屋のちょっと手前で、今度の熊の足跡を発見。山道にずっと踏み後がついているではないか。小屋の前まで続いていた。

三ツ石小屋に着くと、管理の人が掃除をしていた。聞くと、小屋の左右で熊が出るらしいそうだ。

軽く休み、天気も少し良くなってきたので、荷物をデポし、三ツ石山の山頂を目指す。

山頂に近づくにつれ、雲が多いはじめ、12時山頂に着くとまたもや昨日に続き吹雪いてしまった。

女性陣は、山頂間近で退却。

下山開始すると間もなく雲が切れ始め、山荘に着く頃は、晴れ間が広がってきた。

三ツ石小屋に着くと、管理人の人達がマキストーブを焚いてくれていて、小屋の中が暖かくなっていた。

感謝である。一休みして、13時下山開始する。

帰りの道は、雪解けして登山者の踏み後で、ぐちゃぐちゃ状態。

登山口付近の雪もだいぶ解けていた。14時45分、松川温泉に戻ってきた。

帰りがけに盛岡に立ち寄り、ぴょんぴょん舎で、冷麺と焼肉を食べて帰ってきた。

本当にお疲れ様でした^^)

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

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