那須連山と北温泉

5月26日、地元を4時出発、峠の茶屋駐車場を6時15分スタートした。トイレの裏から登山道に入る。

登りだすと、ツツジ?が咲いていた。地元では見ない色合いのツツジだ。なんという花だろう。

階段を登り上げると視界が開け、右には荒々しい岩稜の朝日岳、左には茶臼岳がどーんと現れる。そして登山道は緩やかに峰の茶屋跡に続く。青空も出ており天気はまずまずだ。

峰の茶屋に着くと、風が冷たい。アウターをはおり、茶臼岳を目指す。当初は登山計画に入っていなかったが、スタート時間も早くなり休憩時間を削り少し急げば予定通り下山できるだろう。整備された登山道は登り易い。

7時40分 茶臼岳山頂へ。福島方面の山々も良く見える。のんびりはできないので朝日岳に向け、移動開始。

一旦、峰の茶屋まで下山し、朝日岳を目指す。

岩場となるが、今日は風も少なく危険度は低い。鎖場も、慎重に歩けば問題はない。
とはいえ、風や雨の時には注意が必要なところに変わりはないが・・・・

稜線に登り上げると朝日の肩に着く。朝日岳は目の前だ。

8時45分 朝日岳山頂に。茶臼岳とは違い結構人が多くなってきた。ここからの茶臼岳は見ごたえがある。

一旦、分岐に戻り、ここからは稜線上を行く。

隠居蔵の分岐。そして、1900m峰。

清水平、このあたりから山の様相が違ってくる。笹に覆われ、なだらかな山並になる。

時間的にも少し余裕が出てきたのでベンチで一休み。

つぎに那須連山最高峰の三本槍岳を目指す。北温泉の分岐を左に行くと目の前に三本槍が見える。シャクナゲの花が咲いていた。多分アズマシャクナゲかな。

三本槍という名前だが、どうも山容は槍とは言えないのだが・・・調べてみると

「三本槍岳」という名の由来として、昔、この山頂の領地がはっきりしないため、会津藩、那須藩、黒羽藩の3藩が領地を確認するため定期的に集まって槍を立てた故事によるという説明がなされることがある。

さて、いったん鞍部に下り、20分ほど登り上げると三本槍岳の山頂に着いた。残念ながら雲が多いはじめ、時折雲が切れるものの周りの景色は良くない。ここで軽い昼食タイム。

13時前には、北温泉に下山しなくてはならないので、あまりゆっくりもできない。

10時45分下山開始。11時10分北温泉の分岐。

ここから北温泉に下山した。この道を通るのは40年ぶり。全然覚えていない。途中、山道に保護用のネットが張ってあり歩き辛い。雨の時には歩きたくない道だ。

12時55分、北温泉に到着した。登山後の温泉は格別だった。

投稿者:

gakuto

あずま体育推進協会山岳部部長。2009年発足しました。富士登山を中心に、訓練登山、春・秋の尾瀬ハイク、秋の合宿、年末登山など企画運営しています。
主に群馬、長野、山梨、を中心に活動しています。秋には、新潟、東北の山々にも登っています。2021年には、四国石鎚山の鎖場を登ってきました。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA